スカウトの思いあふれる“歓喜の4秒”にファン注目 巨人が浅野“引いた”裏側公開

巨人から1位指名を受けた高松商・浅野翔吾【写真:喜岡桜】
巨人から1位指名を受けた高松商・浅野翔吾【写真:喜岡桜】

巨人はくじ引き11連敗を乗り越え、浅野翔吾を引き当てた

 10月20日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、巨人は高松商(香川)の浅野翔吾外野手を1位で入札。阪神とのくじ引きの末に交渉権を獲得した。この場面の“歓喜の”裏側を、巨人が公式インスタグラムで発信。2年連続で1位指名選手を担当した岸敬祐スカウトの心の底から喜ぶ姿がファンの話題となっている。

 会議が行われたのは都内のホテル。指名を行う部屋へ原辰徳監督ら球団首脳を送り出し、浅野が阪神との抽選になることが決まると、別室に控えるスカウトたちには緊張が走った。巨人は実にドラフト会議のくじ引きで、11連敗していたからだ。

「(当たりが)こい、こい、こい……」と思わず小さな声がもれる中、当たりが判明すると全スカウトが同時にガッツポーズ。特に担当の岸スカウトは、両手を突き上げるとしゃがみ込んで喜びをかみしめること約4秒。その後先輩スカウトとハイタッチを繰り返している。マスク越しに満面の笑みが見えるかのようだ。

 岸スカウトは独立リーグから育成契約で巨人入り。支配下登録も1軍で活躍することはできなかったが、ロッテ移籍や裏方など様々な経験をしてきた“苦労人”だ。昨年は大勢を担当し、自信を持って1位に進言したスカウトだ。これまでの努力が実った結果にファンからは「岸さんの嬉しそうなガッツポーズに、私まで嬉しくなります!!!」「執念が実りましたね」「大人の皆さんがが喜ぶ姿って素敵だよね」とコメントが並んでいた。

【実際の動画】ついに引いたドラ1…スカウトの思いが詰まった渾身ガッツポーズ

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