FAジャッジの新天地はどこに? MLB公式が“5つの候補”を予測、447億契約の期待も

故郷に近いジャイアンツ、ベッツを二塁に回せるドジャース…

 ジャイアンツは「移籍を決断すれば、たいていの野球関係者はジャイアンツが第1候補だと言うだろう」という対抗候補。過去にスタントンやハーパーの獲得を目指したこともあり「ジャイアンツはスター選手に大金を支払うことを恐れていない」というのがその根拠だ。

 また、2023年シーズンのジャイアンツは、わずか9200万ドル(約136億9200万円)しか年俸が確定しておらず、まだ予算に余裕がある。さらにジャッジの出身はカリフォルニア州リンデンで、本拠地のオラクルパークから100マイル(約161キロ)も離れていないのも、セールスポイントになるかもしれないという。

 次に、ニューヨークのライバル球団となるメッツだ。記事は「ジャッジが反対側にある街の球団と契約することを、ヤンキースが許すとは想像しにくい」とするが、オーナーのスティーブ・コーヘンの資金力は高い。ただ、オプトアウトが予想されるデグロムや、抑えのディアス、先発のバシット、ウォーカーなど、所属FA選手の契約問題をまず解決しなければならないという。

 ドジャースはどうだろう。記事はこちらもメッツと同じく、FAになるターナーやカーショーへの対応が最優先と指摘する。一方で「大物FA選手を語る時、ドジャースは外せない」とも。またベッツが、ジャッジが加入した場合に二塁へのコンバートを受け入れるとしており、空いたライトにジャッジが入ることができる。

 最後に、レッドソックスは「現実的なシナリオではない」とする一方で「ア・リーグ東地区で最下位に終わる失望するシーズンを送ったことから、FA市場で大きな動きをするかもしれない」と、不気味さを指摘している。

(Full-Count編集部)

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