巨人の元メジャー右腕が戦力外、NPB1000安打の元助っ人は引退 25日の去就まとめ

巨人から戦力外通告を受けた山口俊(左)と元DeNAのホセ・ロペス【写真:荒川祐史】
巨人から戦力外通告を受けた山口俊(左)と元DeNAのホセ・ロペス【写真:荒川祐史】

山口俊は今季1試合登板に終わり戦力外に

 巨人は25日、山口俊投手と八百板卓丸外野手に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。プロ16年目の山口は、今季はわずか1試合の登板にとどまっていた。

 山口は2005年高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団。2016年オフに巨人へFA移籍した。2019年に15勝で最多勝に輝き、リーグ優勝に貢献。2020年にはポスティングシステムを利用してブルージェイズ入りするも、昨年6月に“出戻り”していた。

 八百板は2014年育成ドラフト1位で楽天に入団し、2017年に支配下をつかんだ。しかし2019年限りで戦力外となり、トライアウトを経て巨人入り。今季は1軍39試合に出場し打率.227だった。

 また、元DeNAのホセ・ロペス内野手が現役引退すると中米メディアが報じ、古巣のDeNAも公式ツイッターで感謝のメッセージを公開している。山口とは2016年、DeNAが初のクライマックスシリーズ(CS)出場を果たした際のチームメートだった。巨人、DeNAと渡り歩いたNPBでの8年間で993試合出場、1001安打、198本塁打を記録している。昨冬は故郷ベネズエラのリーグでプレーした。

 来季に向けた動きでは、新井貴浩監督が就任した広島が、藤井彰人ヘッドコーチの就任会見を行った。近鉄、楽天、阪神で現役生活を送り、コーチとしても阪神に在籍していた藤井氏にとって広島のユニホームは始めて。かつてプレーした新井監督との縁で入閣が決まったといい「すごく嫌なチームだったので、それが来年味方になると思うとなんだかうれしい。勝ちたいです」と決意表明していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY