大砲コンビが“共倒れ”、際立った途中加入の右腕…明暗くっきり、ロッテの助っ人診断

ロッテのブランドン・レアード(左)とレオネス・マーティン【写真:荒川祐史】
ロッテのブランドン・レアード(左)とレオネス・マーティン【写真:荒川祐史】

レアードは前年の29→15HR、マーティンは27→9HRに激減した

 2020年、2021年とパ・リーグ2位だったロッテ。今季は優勝が期待されたが、69勝73敗1分けで5位に終わった。チーム総得点は昨年の584点から、今季501点に激減。助っ人野手陣の不振も響いた。ここではロッテ外国人選手の今季成績を振り返る。

【野手】
〇ブランドン・レアード内野手
112試合365打数69安打、15本塁打48打点、打率.189

〇アデイニー・エチェバリア内野手
76試合243打数54安打、2本塁打20打点、打率.222

〇レオネス・マーティン外野手
68試合221打数36安打、9本塁打25打点、打率.163

 昨季27本塁打を放ったマーティンの不振は大誤算だろう。4月末時点での成績が打率.131、1本塁打。5月1日に抹消された。5月12日に再登録されるも7月3日に再び抹消。8月上旬に復帰したが、8月28日に3度目の抹消となると、同28日に家族の事情により帰国した。

 昨季チームトップの29本塁打を放ったレアードも状態が上がらなかった。打率.189はNPB在籍8年間でワーストだった。名手エチェバリアも76試合にとどまった。外国人枠の関係で登録抹消されるなど不運も重なった。

ゲレーロは163キロをマーク、元セーブ王のオスナは防御率0.91

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