実力者ら12人が戦力外&引退 流出への備えも必要…波乱含みの西武の“再構築”

捕手陣は森友哉の動向次第で補強の必要も…

 捕手では、今季1軍デビューし11試合でマスクをかぶった牧野翔矢捕手が6月にトミー・ジョン手術を受け、戦力外通告を受けた。来季は育成選手として契約するとみられる。7月に中熊大智捕手を育成から支配下に昇格させているが、森の動向次第で補強が必要になるかもしれない。

 内野手では、安定した二塁守備を誇る外崎の残留決定は朗報。控えを含めて豊富な陣容を誇る。だが、1年後には山川、源田の去就次第で大荒れとなりかねない。中村剛也内野手も来季40歳となることから、のんびり構えてもいられない状況だ。2年目を終えた渡部健人内野手、高卒1年目の今季ショートで鮮烈なデビューを飾った滝澤夏央内野手らの成長が期待されるところである。

 昨季最下位から、今季は一時首位に立つほど巻き返し、最終的に3位をキープした西武。ただ、投手陣の好成績と裏腹に、かつて“山賊打線”の異名を取った打撃陣は低調だった。チーム本塁打こそ、断トツの本塁打王に輝いた山川のお陰でリーグ最多の118に上ったが、チーム打率はリーグワーストの.229、総得点も同5位の464。松井新監督は「まず守備を固め、足を使って1点ずつ取る野球をやっていきたい」と、機動力重視への転換を掲げている。FA権を取得する主力の引き留めに力を注ぎつつ、流出に備えたオプションづくりも必要になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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