ハム杉谷拳士、引退会見で号泣 栗山前監督登場で感情溢れる 今後は独立&起業目指す
内外野を守って通算777試合出場、年末年始の「リアル野球BAN」でも大活躍
杉谷は帝京高から、入団テストを経て2008年ドラフト6位で日本ハム入り。2011年に1軍デビューし、内外野を守れるユーティリティプレーヤーとして2015年には打率.295、1本塁打、12打点をマークした。2016年には日本一に貢献、2019年5月23日の楽天戦(札幌ドーム)では史上19人目の左右両打席本塁打を達成した。
新庄剛志監督からバラエティー番組への出演を禁止された今季は51試合出場、打率.165、0本塁打、3打点にとどまり、この日までに球団に現役引退を申し入れ、了承された。プロ通算14年間で777試合出場、打率.212、288安打、16本塁打、104打点だった。
テレビ朝日系「スポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー「リアル野球BAN」に毎年のように参加。帝京高の先輩でもあるとんねるずの石橋貴明さんが率いる「石橋JAPAN」の一員として年末年始のお茶の間を盛り上げていた。また、ベルーナドームで行われる西武戦では、西武のウグイス嬢、鈴木あずささんから打撃練習中に愛のこもった“いじり”のアナウンスを受けるのが恒例となっていた。
今後は日本ハム球団を退団して独立し、海外を含めてスポーツビジネスや球団経営を学んでいくつもりだ。芸人顔負けのトーク力を持つだけに、“第2の人生”ではタレントとしての活躍にも期待がかかる。