イチロー氏も驚愕の「ものすごいカーブ」 伝説の左腕の“不名誉な偉業”にも感服

マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

プロ野球史上最多400勝の金田正一さんと「キャッチボールしたことが」

 コナミが展開するモバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」には、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が選んだレジェンドOBが「イチローセレクション」として各球団1人ずつ登場している。ゲームの公式YouTubeが公開した動画では、イチロー氏自身が各球団から選出した12人について語っている。ヤクルトから選んだのは、前身の国鉄でプレーし、日本プロ野球史上最多の400勝を挙げた故・金田正一さんだった。

 伝説の名前を上げる時にも“実感”がこもっていた。イチロー氏は「実はハワイでお会いした時に、キャッチボールしたことがあるんですよ」と衝撃の告白から始まり「その時にカーブをポンって投げたんです。ものすごいカーブでした。一般的に言えばお爺ちゃんの年齢ですけど、えっと思いました」と、驚きの瞬間を振り返った。

 日米通算4367安打を残したイチロー氏の目にも、金田さんが残した記録はまぶしく映る。「400勝で切れているのもいいなと思いました。298敗という数字も凄い。できないですからね。立ち続けた人ですよ」。ざっくばらんに日本プロ野球の伝説を語る姿もまた、新鮮だ。

(Full-Count編集部)

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