イチロー氏が「恐怖を覚えました」 松坂大輔の“魔球”に衝撃「永遠にやられるかも」

西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏(左)とマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:荒川祐史、中戸川知世】
西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏(左)とマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:荒川祐史、中戸川知世】

初対戦では3三振「恐怖を覚えました」

 モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」に、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が選んだレジェンドOBが「イチローセレクション」として各球団1人ずつ登場。ゲームの公式YouTubeが公開した動画では、イチロー氏自身が各球団から選出した12人について語っている。中日から選んだのは、西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏だった。

 西武からは秋山幸二外野手を選んでいたこともあり、今回は中日での選出に。初対戦となった1999年5月16日(西武ドーム)での試合では、18歳のルーキーに3三振。「『自信が確信に変わった』って名言吐いてましたけど。僕としたらそんなわけねえだろって(笑)」。初対戦時に打席で見たスライダーには衝撃を受けたという。

「あのスライダーがインパクト強すぎて。早い段階で捉えない限りは永遠にやられるかもしれないっていう恐怖を覚えました」

 2か月後に放った通算100号は、そのスライダーを捉え、バックスクリーンへと運んだ。見事“リベンジ”を果たしたが、「スライダーをとらえない限りは僕の勝ちにはならないから、それを早い段階で仕留めたいって、あの日思ったことですね」と初対戦を振り返った。

(Full-Count編集部)

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