DeNAドラ5・橋本達弥は“偏差値73”理系右腕 チームにうってつけの「THE・抑え」の資質

DeNAから5位指名を受けた慶大・橋本達弥(右)と担当の八馬幹典アマスカウトグループリーダー【写真:町田利衣】
DeNAから5位指名を受けた慶大・橋本達弥(右)と担当の八馬幹典アマスカウトグループリーダー【写真:町田利衣】

得意のプログラミングは部員の“先生”務める理系男子

 DeNAが20日のドラフト会議で5位指名したのが、慶大の橋本達弥投手だ。最速152キロの直球と鋭く落ちるフォークが最大の武器。同大の堀井哲也監督が「THE・抑え」と称する右腕には、1年目から1軍での活躍を期待する要素が詰まっている。

 自身の強みを「ストレートとフォークで強気に攻めていけるところかなと思います」とアピールする橋本。六大学リーグではこれまで通算34試合に登板して防御率1.02を誇る。今春の東大戦での先発以外は、全て救援だった。次のステージに向けても「年間40試合投げて新人王を獲りたいなと思います」と力強く宣言した。

 偏差値73とされる兵庫県屈指の進学校・長田高出身。現在も野球部員にプログラミングを教えるなど文武両道を貫く。「機械をいじるとかパソコンを触るとか、元々飛行機をつくったり建築の方に進みたいと思っていたので、そういう分野は好きです」という“理系男子”はデータ分析も得意。自身のボールの回転数や回転軸を見ながら直球や変化球の調整をするクレバーさを持つ。卒業論文のテーマは「眼球運動がスポーツメンタルに与える影響」。IT企業を親会社に持ち、データ分析などを積極的に取り入れる球団にうってつけの存在だ。

 その頭脳派ぶりとメンタルの強さには、堀井監督も舌を巻く。

「大学レベルでいうと、メンタル、フォーク、スピードを含めてこんなに安心できる抑え投手はいない。社会人(監督)時代を含めてもいなかったかもしれません。いい意味でマイペースで周りに左右されず、どんな場面でもある程度自分の力を発揮できるメンタリティーを持っている。練習中の内野との声かけを見ていても野球をよく知っている。野球に対する姿勢もコツコツ積み上げることができるし、それは頭が整理されていないとできることではありません」

担当スカウト期待「入江や伊勢のところに交じってきてくれる投手」

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