“高卒ドラ1捕手”は大成する? 甲子園記録でも苦戦…完全試合達成、FA注目株も
西武・炭谷銀仁朗は17年目を迎えた今季も楽天で98試合に出場した
○ソフトバンク・荒川雄太(日大高→2005年ドラフト1位)
高校生ドラフトで陽岱鋼の外れ1位で入団したが、1軍出場のないまま2010年に戦力外を受けた。12球団トライアウトを経て西武に入団したものの移籍後も1軍での出番はなく、2012年に現役を引退した。
○西武・炭谷銀仁朗(平安高→2005年ドラフト1位)
高校通算48本塁打の強打を武器に、ルーキーイヤーの2006年には51年ぶりとなる高卒新人捕手の開幕戦スタメンデビューを果たした。2019年にFAで巨人に移籍し、2021年途中で金銭トレードで楽天へ。17年目を迎えた今季は98試合の出場で打率.237、4本塁打18打点だった。
○広島・白濱裕太(広陵高→2003年ドラフト1位)
高校時代は西村健太朗(元巨人)とバッテリーを組み、通算28本塁打を放ち話題に。8年目の2011年に1軍初出場し、プロ初安打もマーク。翌2012年はキャリアハイとなる35試合に出場したが定着できず年々出場機会が減少。今季は4試合出場で、戦力外通告を受けた。
○中日・前田章宏(中京大中京高→2001年ドラフト1位)
寺原隼人(元ソフトバンクなど)の外れ1位として入団。プロ2年目の2003年に1軍出場を果たしたが出場機会を増やせず、2013年に戦力外通告を受けて現役を引退した。1軍通算54試合に出場し打率.070、0本塁打1打点。その後はブルペン捕手としてチームを支えている。
(Full-Count編集部)