日本一翌日にオリ14人目の戦力外、日本ハムは台湾の4割打者が退団…31日の去就

戦力外通告を受けたオリックス・松井雅人(左)と退団が発表された日本ハム・王柏融【写真:荒川祐史】
戦力外通告を受けたオリックス・松井雅人(左)と退団が発表された日本ハム・王柏融【写真:荒川祐史】

2球団が来季コーチングスタッフを発表、来季への動き加速

 日本シリーズを終えたプロ野球界では31日、来季に向けた動きが加速している。オリックスは日本一翌日に、ベテラン松井雅人捕手に戦力外を通告、日本ハムは4年間在籍した王柏融外野手の退団を発表した。また2球団が来季のコーチングスタッフを発表している。

 オリックスが来季の選手契約を結ばないと通告した松井は、2010年に上武大からドラフト7位で中日入りし13年目。2019年シーズン中にトレードでオリックスへ移籍した。今季は6試合出場で1打数無安打。通算456試合に出場し打率.192、6本塁打を記録している。日本シリーズに出場可能な40人枠にも名前があった。

 日本ハムは、4年間在籍した王柏融外野手の退団を発表した。王は台湾プロ野球のラミゴ時代に2年連続で打率4割を記録するなど、突出した打者として知られたが、日本では通算250試合で打率.235、14本塁打、92打点にとどまった。今季1軍では15試合で打率.063に終わった。

 またDeNAは、高卒3年目の田部隼人内野手が今季限りで現役引退すると発表した。戦力外通告を受けて決断した。開星高から2019年ドラフト5位で入団、今季1軍デビューを果たしたものの出場は3試合にとどまっていた。球団を通じ「今後の事はまだ何も決まっていませんが、次のステージでも自分なりに頑張ろうと思っているので、温かく見守っていただけると嬉しいです。最後になりますが本当に3年間ありがとうございました!」とのコメントを発表している。

 さらに、ソフトバンクは来季のコーチングスタッフを発表し、OBの斉藤和巳氏が1軍投手コーチに就任する。新井貴浩新監督が率いる広島もコーチングスタッフを発表した。ヤクルトは緒方耕一2軍外野守備走塁コーチが契約満了に伴い退団すると発表している。

(Full-Count編集部)

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