ロッテ、8人退団&首脳陣刷新で“大変革” 助っ人の再整備&気になる主力のFA動向

ロッテ・中村奨吾、吉井理人新監督、田村龍弘(左から)【写真:荒川祐史】
ロッテ・中村奨吾、吉井理人新監督、田村龍弘(左から)【写真:荒川祐史】

佐々木朗、高部、山口が投打に台頭も、主軸の外国人が大不振…

 ロッテは2005年以来のリーグ制覇を目指して戦うも、69勝71敗1分の5位でシーズンを終えた。ドラフト1位ルーキー松川虎生捕手が開幕戦から先発マスクを被り、佐々木朗希投手がNPB28年ぶりの完全試合を達成し注目を集めるも、打線の軸になるはずの助っ人2選手が不調に陥るなどで波に乗れなかった。最終戦後には井口資仁監督が退任し吉井理人新監督が就任。5年に渡った井口政権からの“変革期”を迎えるロッテは、チームの再構築が急務となっている。

 今オフはこれまで8選手の動向に変化があった。長らくブルペンを支えた田中靖洋と松永昂大の2投手が現役引退を発表。さらには投手の古谷拓郎、土肥星也、吉田裕太捕手と西巻賢二内野手に戦力外を、育成の外国人2選手に来季の契約を結ばないことを通告した。

 外国人野手の不調も“誤算”だった。昨季27本塁打を放ったレオネス・マーティン外野手は4月末時点で打率.131、1本塁打と絶不調。その後は1軍と2軍を行ったり来たりで、8月28日に抹消となると、同28日に家族の事情により帰国した。ブランドン・レアード内野手はNPB在籍8年で自己ワーストの打率.189、名手エチェバリアも76試合にとどまった。

 投手陣に目を向けると、佐々木朗のほか、26歳の小野郁投手が44登板で防御率1.99と安定した成績も、目に見える世代交代は行われず。シーズン序盤に活躍した先発のエンニー・ロメロ、リリーフのタイロン・ゲレーロと6月に加入したロベルト・オスナの助っ人3選手は存在感を見せた。

 今オフのFA動向では中村奨吾内野手と田村龍弘捕手の去就に注目が集まる。中村奨はチームトップの138試合に出場しチームをけん引、今季わずか2試合で5打席の出番に終わった田村も培った経験はチームの財産。2選手の動向次第では補強ポイントも変わってくる。

 ドラフトでは抽選で荘司康誠投手(立大)を外すも、評価の高かった菊池吏玖投手(専大)を1位指名した。4位ではサウスポーの高野脩汰投手(日本通運)を指名し、即戦力投手の補強も行った。

 井口監督の退任に伴い、森脇浩司ヘッド兼内野守備コーチら7コーチが退団し、首脳陣の再編成も行われているロッテ。高部瑛斗外野手や山口航輝外野手らが大ブレークの兆しを見せ、若いパワーと中堅、ベテランがかみ合い、悲願のリーグ優勝に向け、立て直しを図りたい。

(Full-Count編集部)

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