42歳プホルスは「偉大な野球人」 正式に現役引退…惜しまれる声「球界最高スラッガー」

カージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】
カージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】

今季24本塁打で史上4人目の通算700本塁打を達成

 メジャー史上4人目の通算700本塁打を達成したカージナルスのアルバート・プホルス内野手は10月31日(日本時間11月1日)、引退届を提出した。今季は24本塁打を放ち、周囲から現役続行を望む声もあがっていたが、正式に引退となった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「プホルスは野球界最高のスラッガーの1人としてその名が刻まれることになるだろう」と功績を称えた。

 2001年にカージナルスでデビューしたプホルスは新人王を受賞し、2005、2008、2009年とリーグMVPに輝いた。10年連続で打率3割、30本塁打、100打点の離れ業を演じた。「カージナルスでナ・リーグの投手陣を恐怖に陥れた。カージナルスのレジェンド、そして偉大な野球人として、揺るぎない地位を確立した」と称えた。

 2012年からエンゼルスでプレーし、2021年途中からはドジャースでプレー。両リーグDH制となった今季はカージナルスに復帰し、歴代4位の通算703本塁打、歴代2位の2218打点に伸ばした。同メディアは「エンゼルスにとっては期待外れだった」としつつも、「カージナルスでは失望させなかった。ナ・リーグのカムバック賞の有力候補になるだろう」と言及。将来の殿堂入りが確実されている42歳のスラッガーは、惜しまれながらもバットを置く。

(Full-Count編集部)

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