大谷翔平は477億円コールより“エグい投手” 81.5%で圧勝「奪三振率トップは理由ある」

エンゼルスの大谷翔平(左)とヤンキースのゲリット・コール【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平(左)とヤンキースのゲリット・コール【写真:ロイター】

投球分析家のフリードマン氏が2度にわたる投票を実施した

 エンゼルスの大谷翔平投手が“最もエグい投手”の1人に選ばれた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が2度にわたる投票を実施。2019年オフに、先発投手としては歴代最高額となる9年3億2400万ドル(約477億3000万円)の契約をヤンキースと結んだゲリット・コール投手を上回った。

 フリードマン氏は球界の有力投手をグループ分けし投票を行った。大谷は1回目の投票では、アンドレス・ムニョス(マリナーズ)、ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、マーカス・ストローマン(カブス)と争い、総投票数7213票のうち77.7%を獲得して圧勝。2回目はコールと一騎打ちとなったが、総投票数5481票のうち81.5%を集めた。

 この結果に、フリードマン氏は「オオタニがア・リーグトップの奪三振率を記録したことには理由がある。ランバリュー(得点価値)の面で、彼のスライダーはホワイトソックスのディラン・シーズに次いで2位。スプリットは、先発投手の中でトップの空振り率だ」と絶賛していた。

 大谷以外にもメッツのジェイコブ・デグロム投手やマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手ら計8投手が「エグい投手」の投票を勝ち抜いている。今季はMVPを獲得した昨年を上回る投手成績を収めた大谷の活躍が、オフの珍企画でも高評価を受ける形となった。

(Full-Count編集部)

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