年俸51億円男にさらなる巨額契約? 300億円超も…オーナー「代理人がアグレッシブ」

ツインズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】
ツインズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】

今年3月に3年1億530万ドル(約155億1000万円)で契約した

 今季開幕前にツインズに移籍したカルロス・コレア内野手について、地元紙はチームは残留を望んでいることを報じた。現行の年平均3510万ドル(約51億7000万円)を上回る巨額契約を新たに結ぶ可能性もありそうだ。

 ツインズの地元紙「パイオニア・プレス」は、オーナーのジム・ポーラッド氏が27日(日本時間28日)に、「私は彼が来年もチームでプレーしてくれることに大賛成だ。絶対にそうしてもらいたい。彼のことを気に入っている。チームにとってとてつもない財産だ。しかし(コレアの去就について)どういう展開になるか分からない」と語ったことを伝えた。

 コレアは今年3月にツインズと3年1億530万ドル(約155億1000万円)で契約した。1年目、2年目の終了時には、選手側にオプトアウト(契約破棄)する権利がついている。当時は10年3億ドル(約442億円)レベルの契約を求めていたと考えられており、オーナーは「おそらく昨年は彼の望んだ(契約)結果にならなかった。もしかしたら今年はそれが叶うかもしれない。実際どうなるかはわからないが」と述べている。

 コレアは現在も、今より長期での契約を探している。これにオーナーは「それ(長期契約にかかる金額)が問題だ。代理人(スコット・ボラス氏)はアグレッシブ。彼らは市場を分析して試し、どういう結果を生むか私には分からない。それを知るのはまだ時期尚早だ」とし、コレアをキープするために7年2億1000万ドル(約309億円)かかる可能性があるという意見があることも熟知しているのだ。

 今季21年ぶりにプレーオフに進出し、ワールドシリーズ制覇も狙うマリナーズが「最高値を提示しても驚きではない」とされているコレア。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、ツインズのデレック・ファルビー編成本部長が先月、コレアの代理人ボラス氏と交渉するも契約合意に至らなかったことを明かしたことに言及している。最終的にどのような契約を結ぶのか、注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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