佐々木朗希は「狂気の1年を送った」 米記者が驚きの数字に大興奮「特別な才能」

ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

WBCで見込まれる米国デビュー…さらなる注目は必至

 今年のプロ野球を振り返った時に、佐々木朗希投手(ロッテ)の大活躍を思い出す人も多いだろう。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)でプロ野球28年ぶりの完全試合を最年少で達成し、日本記録に並ぶ1試合19奪三振も記録した。次に先発した日本ハム戦でも、8回まで1人の走者も出さないまま降板した。

 この快挙は海を越えて、米国の識者にも驚きを与えた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」や米データサイト「ファングラフス」で記者を務めていたキム・スンミン氏は自身のツイッターで、佐々木朗の驚きの数字を公開している。

「ロウキ・ササキは、今シーズン『K%-BB%』が30.6だった」として紹介したのは、打者に対する奪三振の割合から、四球の割合を引いた数字だ。佐々木朗がどれだけ三振を奪い、四球を出さなかったのかを示している。山本由伸(オリックス)ですら21.8だから、佐々木朗がどれだけ圧倒的だったのかがわかる。

 キム・スンミン氏は「これは、奪三振率ではない! K%-BB%だ! 比較的短いが、狂気の1年を彼は送った。私は、あの17回連続無安打が忘れられない。本当に特別な才能だ」と興奮気味にツイート。来春のWBCでは、佐々木朗も日本代表入りの可能性がある。米国でベールを脱いだ時、どのような感想が寄せられるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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