ヤクルトが2助っ人と年俸増で再契約、DeNA2年目は2.8倍超の大幅昇給 2日の契約まとめ

契約更改交渉に臨んだDeNA・入江大生(左)とヤクルトのドミンゴ・サンタナ【写真:宮脇広久、荒川祐史】
契約更改交渉に臨んだDeNA・入江大生(左)とヤクルトのドミンゴ・サンタナ【写真:宮脇広久、荒川祐史】

ヤクルトはサンタナ、サイスニードと再契約

 プロ野球各球団は、来季に向けた契約を進めている。ヤクルトは2日、ドミンゴ・サンタナ外野手とサイスニード投手と来季の契約を結んだ。サンタナとは10万ドル増の年俸180万ドル(約2億6500万円)プラス出来高、サイスニードとは35万ドルアップの130万ドル(約1億9110万円)プラス出来高となる。(金額はすべて推定)

 来日2年目のサンタナは今季、開幕直後に左膝を手術し60試合の出場にとどまったものの、打率.275、15本塁打、35打点の成績を残した。

 サイスニードは今季チームトップタイの9勝を挙げ、日本シリーズでも2試合に先発。ヤクルトでの2年間通算で15勝8敗、防御率3.49の成績を残している。

 またDeNAは日本人選手の契約更改を進めている。2年目の入江大生投手は2900万円増の年俸4500万円でサインした。今季は中継ぎで57試合に登板し、5勝1敗10ホールド0セーブ、防御率3.00の好成績。昨季は先発で4試合0勝4敗、防御率7.85だったが、リリーフ転向が功を奏した。

 2.8倍を超えるとなる大幅昇給に「これだけ評価していただいて、うれしい気持ちが強い。来季の結果に結びつけたい。先発・中継ぎ・抑えこだわらずに投げたい」と語った。

 また宮國椋丞投手は100万円増の来季年俸940万円でサインした。今季は中継ぎで17試合に登板し、0勝0敗2ホールド0セーブ、防御率8.71だった。「(球団からは)『ポジションにこだわらず仕事をしてくれた』と言っていただきましたが、自分としては結果に納得していない。ビハインドの展開で流れを止められないことがあった。来季も契約していただけるので、チームが求めるポジションで全力を尽くすだけです」と語った。

 2選手は今月から12月末まで、オーストラリアのウインターリーグに派遣され腕を磨くことになっている。

(Full-Count編集部)

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