アストロズ、5年ぶり世界一に王手 新人遊撃手が決勝弾…接戦制して3勝2敗に

決勝打を放ったアストロズのジェレミー・ペーニャ【写真:ロイター】
決勝打を放ったアストロズのジェレミー・ペーニャ【写真:ロイター】

ルーキー遊撃手の本塁打はワールドシリーズ史上初

■アストロズ 3ー2 フィリーズ(ワールドシリーズ・日本時間4日・フィラデルフィア)

 メジャーリーグのワールドシリーズ第5戦が3日(日本時間4日)にフィラデルフィアで行われ、アストロズが3-2でフィリーズに勝利。対戦成績を3勝2敗とし、2017年以来5年ぶりの世界一に王手をかけた。第6戦は5日(同6日)にアストロズの本拠地ヒューストンに場所を移して行われる。

 初回にアストロズの1番打者ホセ・アルトゥーベ内野手が中越え二塁打でいきなり出塁。中堅手の失策で三塁に進むと、続くジェレミー・ペーニャ内野手が中前に適時打を放って先制した。

 直後にフィリーズはカイル・シュワーバー外野手の先頭打者本塁打で1-1の同点としたものの、4回にアストロズはペーニャが左翼へソロを放ち2-1と勝ち越し。MLB公式ツイッターによると、ルーキー遊撃手のワールドシリーズでの本塁打は史上初となった。ペーニャはこの試合4打数3安打、2打点と躍動した。

 8回にはヨルダン・アルバレス内野手の一ゴロの間に3点目を挙げた。投げては先発のジャスティン・バーランダー投手が5回を1失点、4安打6三振の力投だった。

 フィリーズは8回1死一、二塁からジーン・セグラ内野手の右前適時打で1点差に追い上げ、なお走者一、三塁という好機を迎えたものの、ブランドン・マーシュ外野手が三振、シュワーバーが一ゴロに倒れた。

(Full-Count編集部)

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