大谷翔平らが招集されても「4番は村上」 専門家が期待するWBCでの“ドリーム打線”

侍ジャパン・村上宗隆【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・村上宗隆【写真:荒川祐史】

4番に座る村上は日本ハム、巨人との強化試合で計3本塁打

 野球日本代表「侍ジャパン」は6日、東京ドームで巨人と強化試合を行い、8-4で勝利した。4番に座るヤクルト・村上は2打席連発を放ち、強化試合2試合で計3本塁打と存在感を見せた。ヤクルト、日本ハム、阪神、DeNAでプレーした野球解説者の野口寿浩氏は「大谷などが選ばれる可能性はあるが、本戦のWBCでも4番は村上でいいと思う」と太鼓判を押した。

 史上最年少で3冠王を獲得した主砲が豪快弾で侍ジャパンを勝利に導いた。2点を追う8回に京本が投じた142キロの直球を左中間スタンドに運ぶと、9回には左中間へ2打席連発となる豪快弾。5日の日本ハム戦に続く2試合連続アーチで貫録を見せつけた。

 今シーズンは打率.318、56本塁打134打点をマークし、充実した1年を過ごした村上の打撃に野口氏は「代表だろうと普段と変わらない姿。このまま(9日からの)オーストラリア戦でも打てば、改めて世界に村上の存在が知れ渡る可能性もあります」と、賛辞を送る。

 今回のメンバーは初選出が16人と若手中心の構成。エンゼルス・大谷、カブス・鈴木、ソフトバンク・柳田らは本戦で選ばれる可能性は高いが「このまま4番は村上でいいと思います。まだ選出されるか分かりませんが、3番・大谷、4番・村上、5番・鈴木。村上の前後をメジャーで挟んでフォローする。4番を打つだけの実績もしっかり残している」と、侍ジャパンでも“不動の4番”として起用することを推す。

第5回WBCを戦う侍ジャパンは「機動力と長打の両方が使える選手が多くなる」

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