「1500万円だけちょうだい」 110億円ゲットの熱狂的ファンは「クレイジーな物語」

家具店を経営するジム・マッキングベール氏(中央)【写真:Getty Images】
家具店を経営するジム・マッキングベール氏(中央)【写真:Getty Images】

家具店経営者はアストロズの世界一に14億円賭けていた

 今年のワールドシリーズは、アストロズがフィリーズを破って5年ぶりの世界一に輝いた。1000万ドル(約14億7000万円)を賭けていた家具店を経営するジム・マッキングベール氏は、スポーツベッティング史上最高額の7500万ドル(約110億3000万円)の払戻金をゲット。自身のツイッターに、ズラッと並ぶ札束を受け取る様子を公開すると、ファンは「クレイジーな物語だ」「肝っ玉が据わってる」と沸いている。

 米メディア「CBSスポーツ」もこの出来事を伝えた。アストロズの熱狂的ファンのマッキングベール氏は、10月に1000万ドルを賭けた。経営するヒューストン近郊で家具店「ギャラリー・ファニチャー」では、アストロズが優勝すれば一定額以上の家具を購入していた顧客に対して全額払い戻すというキャンペーンを実施、顧客も恩恵を受けることになる。

 マッキングベール氏は、米国の大規模スポーツイベントに大金を投じることを恐れないことで有名。昨年はアストロズのワールドシリーズ制覇に総額1200万ドル(約17億6000万円)をつぎ込み、大金を失っていた。

 よっぽどうれしかったのか、「7500万ドル、なんてステキなんだ。ついツイートしてしまう」との言葉とともに、アタッシュケースの札束を自慢げに披露する様子をツイート。「10万ドル(約1500万円)だけちょうだい」「レジェンド」などのコメントとともに「奥の男性はしょっぱい顔」と支払いしたベッティング会社の職員とみられる男性に注目する声もあった。

【実際の映像】チアに囲まれ超笑顔 アストロズの世界一で110億円超を手にした熱狂的ファン

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