ドラ1は“ノーノー未遂”→戦力外通告 7人中6人が1軍経験…オリックスの新人を診断

1位の椋木はあと一人でノーヒッターの快投から手術、戦力外通告…

 ドラフト1位の椋木は、キャンプ中に故障で戦線離脱。7月7日の西武戦(京セラドーム)で1軍デビューすると、その試合を6回無失点で順調に初勝利を挙げた。そして7月20日の日本ハム戦(京セラドーム)では9回2死まで無安打に抑える快投を披露。佐藤龍世内野手に安打を許し大記録はならなかったものの、1位指名の片りんを見せた。

 ただその後は8月28日の西武戦(京セラドーム)で先発が予告されていたものの、故障で回避。9月8日の西武戦(ベルーナドーム)では、2回途中に右肘の違和感を訴え緊急降板し、9月30日にはトミー・ジョン手術を受けた。さらに10月17日には異例の来季戦力外を通告されるという激動の1年目を送った。

 4位の渡部と7位の小木田は開幕1軍を果たした。2位の野口も4月19日のソフトバンク戦で「1番・三塁」のスタメンで1軍デビューし、プロ初安打を記録した。その後も内外野をこなせる器用なところを見せた。

 小木田は夏場には2軍調整を経験したものの、シーズン終盤の9月に快投を披露した。8試合に登板し、月間防御率は1.35。来季は年間を通じてチームに貢献できるか。1軍未登板に終わった6位の横山も、2軍では好成績を残している。今季優勝の原動力になった質量豊富なブルペンには、まだ秘密兵器がいそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY