9日がFA申請最終日…決断の行方は? 球界屈指の打者2人が行使へ、阪神左腕はどうする

阪神・岩貞祐太、西武・森友哉、日本ハム・近藤健介(左から)【写真:荒川祐史】
阪神・岩貞祐太、西武・森友哉、日本ハム・近藤健介(左から)【写真:荒川祐史】

8日までに西武・森、オリ・伏見、ハム・近藤らのFA行使が発表された

 10月31日に始まった今年のフリーエージェント(FA)宣言申請期間は9日に終了する。日本野球機構(NPB)が10月17日に公示した2022年度のFA有資格選手は国内が44人、海外が65人だった。このうち、西武・森友哉捕手らが行使を明言。最終的には何人が宣言し、他球団との交渉に臨むだろうか。

 森は1日に国内FA権の行使を発表。「今後、自分なりに頭の中を整理して、将来について考えるつもりです」などと球団を通じてコメントした。オリックス・伏見寅威捕手は7日に国内FA権行使を発表した。

 さらに日本ハム・近藤健介外野手は8日に海外FA権行使を発表。「もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」などとコメントしている。ソフトバンク・千賀滉大投手は今季全日程終了後に海外FA権行使を明言した。

 残留を公表した選手は多い。西武・外崎修汰内野手は宣言残留で4年契約を結ぶ。阪神・岩崎優投手も宣言残留を発表。同僚の西勇輝投手も残留を明かした。楽天・浅村栄斗内野手も残留が決まった。

 他にも広島・西川龍馬、野間峻祥外野手が行使せず残留。ロッテ・中村奨吾内野手、田村龍弘捕手、楽天・辛島航投手らの残留が発表されている。

 まだ、態度を表していない注目選手としては阪神・岩貞祐太投手らがいる。行使した選手は10日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、11日から他球団とも交渉が可能となる。今年のFA戦線は最終的には何人が手をあげ、他球団との交渉の席に着くだろうか。

(Full-Count編集部)

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