侍J佐藤輝明が背番号「7」継承? 糸井氏からの“後継指名”に「考えます」

侍ジャパン・佐藤輝明【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・佐藤輝明【写真:荒川祐史】

始球式を行った糸井氏が「来年から7番にしたら?」

 野球日本代表「侍ジャパン」に選出された阪神・佐藤輝明外野手は9日、豪州との強化試合に出場し、4打数1安打1打点。6回に適時打を放ちアピールした。この日は、今季限りで現役を引退した糸井嘉男氏が始球式のため来場しており「1本出たので(糸井さんも)見てくれたのではないでしょうか」と喜んだ。

「8番・右翼」で先発出場した佐藤輝は、初回に自らの悪送球で先制点を献上。ただ打撃で挽回した。3点リードの6回1死一、二塁、2ボール1ストライクからの4球目。豪州の右腕・グロゴスキのチェンジアップを捉えた。打球はセンター右寄りのフェンスを直撃。打線はこの回、4点を追加し、8-1で大勝した。

 5日の日本ハム、6日の巨人との強化試合では、単打1本のみに終わっていた。日本代表では初の二塁打。「長打を求められていると思うので、良かったです」とほっと胸をなでおろした

 侍ジャパンでは阪神時代の糸井氏と同じ背番号「7」を背負っており、始球式を終えた糸井氏も「似合っていますよね。見ててもかっこいい。来年から7番にしたら」と笑顔を見せていた。それに対し佐藤輝は「めちゃめちゃ嬉しい。考えます」。“超人番号継承”にも意欲を見せた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY