侍J今永が奪三振ショー 4回10K3安打1失点も反省「三振の数ほど内容は良くなかった」

オーストラリア戦に先発した侍ジャパン・今永昇太【写真:荒川祐史】
オーストラリア戦に先発した侍ジャパン・今永昇太【写真:荒川祐史】

4回10奪三振3安打1失点で降板

 野球日本代表「侍ジャパン」の今永昇太投手(DeNA)は9日、「侍ジャパンシリーズ2022」オーストラリア戦(札幌ドーム)で先発。4回10奪三振、3安打1失点(自責0)と好投した。

 初回に守備の乱れから先取点を献上したが、奪三振ショーを見せた。初回2死二塁から4者連続奪三振。3回無死一塁から3者連続、4回1死から2者連続と、12アウトのうち10を三振で奪ってみせた。

 今永は「初回、連打の後に、自分がしっかりサードのバックアップに回れていなかったので、投球内容というより、そこのミスが印象に残っています」と守りを反省。「投球は三振の数ほど内容は良くなかったですが、森さんが『ボール先行の中でもローボールよりもハイボールの方が良いと思う』というアドバイスをくれたので、2回以降は意識をして投げました」とコメントした。

 今永は今季21試合登板して11勝4敗、リーグ3位の防御率2.26。札幌ドームでは6月7日の日本ハム戦でノーヒットノーランを達成した。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドでも対戦するオーストラリアを封じ、来春の代表入りへ猛アピールした。

(Full-Count編集部)

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