ハム石川亮とオリ齋藤綱記の交換トレード成立 両球団発表、新庄ハム3件目の積極補強

日本ハム・石川亮とオリックス・齋藤綱記(左から)【写真:荒川祐史】
日本ハム・石川亮とオリックス・齋藤綱記(左から)【写真:荒川祐史】

日本ハム去る石川亮「この移籍がマイナスなことではないことを見せる」

 日本ハムの石川亮捕手とオリックスの齋藤綱記投手との交換トレードが10日に成立したと、両球団が発表した。日本ハムは今オフ早くも3件目のトレード成立で、積極的に動いている。

 石川亮は2013年ドラフト8位で帝京高から日本ハムに入団。2021年は自己最多の60試合に出場して存在感を見せ始めていたが、今季は23試合どまり。打率.156と引き続きバッティングが課題で、新天地で再出発となった。

 齋藤は2014年ドラフト5位で北照高からオリックスに入団。2020年にリリーフとして32試合に登板し、1勝1敗4ホールド、防御率4.01と頭角を現したが、今季はわずか5試合登板で防御率6.75だった。

 両選手のコメントは以下の通り。

○石川亮
「入団テストを受けてファイターズに指名していただいて、約9年間、本当にいろいろな経験をさせてもらって、ここまでやってくることができました。今まで関わってくださった方々とファイターズという素晴らしいチームに感謝の気持ちでいっぱいです。ファイターズで野球をやってきたからこそ、次のステージに行けると思っていますし、この移籍がマイナスなことではないということを、プレーを通じてしっかり見せたいと思います。温かいご声援をくださったファイターズファンの皆様と、これまで携わってくれた全ての方々に恩返しするためにも、また1軍の舞台で見つけてもらえる選手になりたいです。ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたいと思いますので、変わらぬご声援をお願いいたします」

○齋藤綱記
「突然のことだったので、本当に驚いているのが、正直な気持ちです。バファローズで8年間、結果を残せていない中でも、応援していただいたファンの皆さん、ここまで育てていただいた球団関係者の方々、チームメイトには、本当に感謝しかありません。新天地で活躍する事が、こうした機会を作っていただいたバファローズ、ファイターズ両球団への恩返しになると思っています。これまで応援していただいた方々や、ファイターズファンの皆さんにいいプレーを見てもらえるように、これからも頑張っていきたいと思います」

(Full-Count編集部)

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