約半数が引退…“40歳オーバー”大ベテランに明暗 「不惑の壁」に直面した選手も
松田宣浩、金子千尋…“不惑の壁”に直面したベテランも
42歳となったヤクルト・石川雅規投手は、21年連続白星を挙げるなど16試合に先発して6勝4敗、防御率4.50。41歳のソフトバンク・和田毅投手も17試合に登板して7勝4敗、防御率2.78の安定感を見せた。
ベテランの中には、40歳を目前にして“不惑の壁”に直面したケースもあった。39歳の松田宣浩内野手は43試合にとどまり、退団を決断。他球団での現役続行を目指す。同学年の楽天・川島慶三内野手は2年連続の戦力外となり、引退して楽天の2軍打撃コーチに転身した。日本ハムの金子千尋投手は3試合登板で1勝2敗、防御率4.85。球団からコーチ就任を要請されたが、固辞して自由契約となった。
そもそも20代で現役に別れを告げる選手も少ない中で、40歳を超えてプレーし続けること自体が尊く、若手たちにとっては生きた教科書となる。来季も“輝くおじさん”たちから目が離せない。
(Full-Count編集部)