WBC米国代表、見えてきたドリームチームの全容 救援も超豪華…世界一の守護神が参戦

ブルワーズのデビン・ウィリアムズ、アストロズのライアン・プレスリー、Dバックスのメリル・ケリー(左から)【写真:Getty Images、ロイター】
ブルワーズのデビン・ウィリアムズ、アストロズのライアン・プレスリー、Dバックスのメリル・ケリー(左から)【写真:Getty Images、ロイター】

アストロズの世界一に貢献した守護神のプレスリーが新たに参戦する

 今季、アストロズの世界一に貢献した守護神のライアン・プレスリー投手が、来年3月に行われるワールドベースボールクラシック(WBC)に米国代表として参加することがわかった。10日(日本時間11日)に地元紙「ヒューストン・クロニクル」が報じている。これによって、打線だけではなく救援陣にも各球団の守護神クラスの選手が集まり、ドリームチームの全容が見えてきた。

 これまでに野手陣には、早々に超豪華メンバーが集まっていた。外野はマイク・トラウト(エンゼルス)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)とMVP経験者の3人で固め、セドリック・マリンズ(オリオールズ)、カイル・タッカー(アストロズ)も入るなど、2チームを編成できるほどの層の厚さだ。

 内野にも今季のナ・リーグMVP候補筆頭のポール・ゴールドシュミット(カージナルス)をはじめ、遊撃ではトレイ・ターナー(ドジャース)、ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)、ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)らがダブついている豪華さだ。捕手にも、JT・リアルミュート(フィリーズ)、ウィル・スミス(ドジャース)と、打てる2人を揃えている。

 一方で、なかなか発表されず不安視されていたのが投手陣だったが、ブルペンは徐々に固まりつつあるようだ。ブルワーズ守護神のデビン・ウィリアムズ、パイレーツ守護神のデビッド・ベッドナーに加え、オリオールズでセットアッパーを務めるディロン・テイトの参戦が発表されている。さらに先発の1人目として、メリル・ケリー(Dバックス)が名を連ねた。2015年から4年間、韓国プロ野球での経験もあるだけに手ごわい存在になりそうだ。

 メジャーリーグも本格的にオフシーズンに突入し、先発投手も徐々に発表されていきそうだ。野手に比べて超大物の選出は難しいとも言われているが、前回大会ではマーカス・ストローマン(当時ブルージェイズ)、タナー・ロアーク(当時ナショナルズ)らを柱に、頂点に登り詰めている。

(Full-Count編集部)

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