ドラ2が球団初の開幕マスクも即離脱…NPB記録に並んだ育成1位 楽天の新人診断

楽天・西垣雅矢、宮森智志、安田悠馬(左から)【写真:荒川祐史】
楽天・西垣雅矢、宮森智志、安田悠馬(左から)【写真:荒川祐史】

育成1位・宮森は22戦連続無失点、2位・安田はコロナで無念の離脱

 楽天は今季、69勝71敗3分けで2年ぶりBクラスとなる4位に終わった。ルーキーでは育成ドラフト1位の右腕・宮森智志投手が大活躍した。ここでは今季入団した新人選手の1年目を検証する。

 宮森は四国IL高知から入団。7月30日に支配下登録され、26登板で1勝1敗1セーブ7ホールド、防御率1.54をマークした。デビュー戦となった8月2日のロッテ戦から9月19日の西武戦まで、広島・栗林に並ぶデビューから22試合連続無失点をマークした。

 2位の安田悠馬捕手(愛知大)は3月25日のロッテ戦で球団初の開幕マスクを被り、同29日のオリックス戦では初アーチもマークしたが、新型コロナ感染や故障などで長期離脱。5試合で打率.200(10打数2安打)にとどまった。来季の巻き返しが期待される。

 6位の西垣雅矢投手(早大)は24登板で防御率2.66。途中で新型コロナ感染による離脱もあったが、安定した投球を披露した。7位の吉川雄大投手(JFE西日本)は4登板で同1.80。5位の松井友飛投手(金沢学院大)は1試合で同9.00だった。

 1位の吉野創士外野手(昌平高)は1軍経験なく、2軍で48試合に出場し、打率.197、24安打、1本塁打。3位の前田銀治外野手(三島南高)は2軍で72試合、打率.145、0本塁打だった。4位の泰勝利投手(神村学園高)は2軍で2登板、防御率6.00だった。

(Full-Count編集部)

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