鷹・藤本監督が来季の構想の一端明かす 新助っ人候補は「捕手でも考えている」

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

中堅の中村晃は「ファーストで考えています」

 ソフトバンクの藤本博史監督がキャンプ休日の15日、報道陣に対応し、来季の構想の一部を語った。すでに練習を始めている藤井皓哉投手と森唯斗投手の先発、栗原陵矢外野手の三塁転向だけでなく、中村晃外野手は一塁をメインに、周東佑京内野手には三塁、二塁、外野いずれかでのレギュラー獲り、さらに新助っ人候補に挙がる前マーリンズのウィリアンズ・アストディーヨ内野手の第3捕手起用の考えも明かした。

 秋季キャンプで最後の休日は斉藤和巳1軍投手コーチらとゴルフでリフレッシュしたという藤本監督。プレー中にも、来季の投手陣の構想などについて話し合ったといい「森をなんとか先発で行かせようとか、先発候補をたくさん作っておいた方がいいという話をしました」と語る。栗原のサードは「基本とかをやったらスムーズに入っていける」と期待した。

 また、一塁だけでなく外野もこなせる中村晃のポジションについて「ファーストで考えていますよ」という。ただ、レギュラーについては「全て白紙」と言い続けており「それも競争。正木もリチャードも新しい外国人、アストディーヨもいる」とも。アストディーヨに関しては「キャッチャーも考えていますよ。第3の捕手でいてくれたら、思い切ったさくもできるかな、と思います」と明かした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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