通算283発リゾ、3年最大71億円でヤンキース残留　ジャッジ契約に影響も

ジャッジは年俸27億円のQO提示を拒否

　ヤンキースからFAとなったアンソニー・リゾ内野手が、3年最大5100万ドル（約71億400万円）で再契約することで合意したと米ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者ら米複数メディアが伝えた。

　同記者によると、2023、2024年は年俸1700万ドル（約23億6800万円）。3年目の2025年は1700万ドルの球団オプションで、破棄された場合は600万ドル（約8億3600万円）の違約金が発生する。2024年までの2年間で総額4000万ドル（約55億7000万円）が保証される。

　33歳のリゾは2021年途中にカブスからヤンキースへトレード移籍。今季は自己最多32本塁打を放ち、130試合出場で打率.224、75打点をマークし、地区優勝に貢献した。メジャー通算12年間で1476安打、283本塁打を記録している。

　リゾにはワールドシリーズを制覇したアストロズが獲得に興味を示していると伝えられていた。また、この日、アーロン・ジャッジ外野手がヤンキースから提示された年俸1965万ドル（約27億3400万円）のクオリファイング・オファー（QO）を拒否。ジャッジとの再契約にも影響が出てきそうだ。

（Full-Count編集部）