ジャッジがMVP初受賞 NY紙が“ドヤ顔”称賛「オオタニは歯が立たなかった」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

NYポスト紙「ジャッジが歴史的シーズンを送りMVPを獲得した」

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が17日(日本時間18日)に発表され、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初受賞した。最終候補入りしていたエンゼルス・大谷翔平投手の2年連続受賞はならなかった。ジャッジは今オフにヤンキースからFAとなったが、“地元選手”のMVP受賞にニューヨークメディアが沸いている。

「アーロン・ジャッジが歴史的シーズンを送りMVPを獲得した」と見出しを打ったのはニューヨーク・ポスト紙だ。「ジャッジがFAの際に使う履歴書に新たに加えたものがある。MVPだ」と称賛。投票結果でジャッジは1位28票を集め、昨オフに満票MVPに輝いた大谷は1位2票にとどまった。「オオタニは今回のジャッジには歯が立たなかった」と伝えた。

 ニューヨーク・タイムズ紙も62本塁打でリーグ新記録を樹立したジャッジのMVPを祝福した。その一方で、15勝&34本塁打と投打で躍動した大谷についても言及。昨季は9勝&46発を記録した二刀流について「全体的に見ると、MVPを満票受賞した昨年をも上回る活躍をした」と称えた。

 ニューヨーク・デイリーニュース紙は「6月から10月にかけてジャッジが打席に立つと、ほぼ毎回『MVP』の大合唱が届けられた。そして木曜日、それが現実になった」と、まずはジャッジを称賛。大谷についても言及し、「エンゼルスのスターは球界唯一の二刀流の選手として、またしてもとてつもないシーズンを送った。実際に2021年の成績を超えた」と賛辞の言葉を送っている。

(Full-Count編集部)

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