阪神の助っ人7選手に明暗、再契約は1人だけ 新庄ハムは5年ぶりFA補強 19日の去就

阪神と再契約を結んだカイル・ケラー(左)と日本ハムへのFA移籍が発表された伏見寅威【写真:荒川祐史】
阪神と再契約を結んだカイル・ケラー(左)と日本ハムへのFA移籍が発表された伏見寅威【写真:荒川祐史】

日本ハムがオリックスからFAの伏見寅威を獲得、阪神はケラーと再契約

 日本ハムは19日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した伏見寅威捕手と入団合意に達したと発表した。また阪神は、カイル・ケラー投手と来季の選手契約を締結。今季在籍した助っ人7人中、唯一の再契約となった。

 地元・北海道出身の伏見は、2012年ドラフト3位でオリックスに入団。昨季は自己最多91試合に出場し、今季もチームトップ66試合でスタメンマスクを被ってリーグ2連覇を支えた。日本ハムがFAの選手を獲得するのは、2017年の鶴岡慎也以来、5年ぶりとなった。

 ケラーは、メジャー挑戦したロベルト・スアレス投手の代わりの守護神として期待されたが、ヤクルトとの開幕戦で大炎上。続く広島戦でも敗戦投手となって登録抹消された。しかし、再昇格後は防御率2.01と別人のような安定感を誇った。32回2/3を投げて46奪三振&5四球と、圧倒的な投球内容だった。

 阪神はすでに、ジョー・ガンケル投手、ラウル・アルカンタラ投手、アーロン・ウィルカーソン投手、ジェフリー・マルテ内野手、アデルリン・ロドリゲス内野手、メル・ロハス・ジュニア外野手の外国人6選手に対して来季の契約を結ばないことを伝えている。残留するのはケラーひとりとなった。

(Full-Count編集部)

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