両親も驚いた日本での“人気”「夢見るような人生」 巨人・ウォーカーが好かれるワケ

巨人のアダム・ウォーカー【写真:小林靖】
巨人のアダム・ウォーカー【写真:小林靖】

息子の活躍を気にかける両親は、朝の4時頃まで起きて巨人の試合を観戦

 巨人の新助っ人として23本塁打を放ったアダム・ウォーカー外野手の両親が、異国で奮闘を続ける息子にエールを送っている。昨年までプレーしていた米独立リーグのミルウォーキー・ミルクメンの地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」が両親にインタビュー。息子が日本で人気者となっていることに、驚きを隠せずにいる。

 息子の活躍を気にかけている両親は、朝の4時頃まで起きて巨人の試合を観戦するほどだという。7月には日本を訪れたといい、母親のグリニス・ペイン・ウォーカーさんは「一番の驚きは、日本人がどれだけ彼を受け入れてくれているかということです」と明かしている。

 ウォーカーは来日当初、不慣れな守備に苦戦。それでも必死に練習し、試合でも手を抜かない姿に共感するファンも多かった。母は「彼が一生懸命であることを高く評価してくてれいるようでした。彼は彼ら(日本人)に親しみを感じているようで、彼ら(日本人)もどこか親しみを感じてくれているように見えました」と振り返った。

 父親のアダム・ウォーカーさんは「彼はしばらく日本にいることになるんじゃないかな。でも、私はそれでいいと思っています」と予想。「寂しいかって? 100%寂しいよ。でも、彼が幸せでいてくれることが僕の一番の幸せだ。いいときもあれば悪いときもあったけど、彼は多くの人が夢見るような人生を送ってきたんだ」とエールを送った。

 ウォーカーは今季124試合に出場して打率.271、23本塁打、52打点、OPS.821の好成績を残した。メジャーで実績のある大物助っ人の苦戦も相次ぐ中で、独立リーグからやってきての大活躍は、ファンを驚かせた。来季の去就はまだ発表されていないが、父親の予想通り日本に残るのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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