引退のプホルスにカムバック賞、42歳で24発&通算700号達成 CY賞のバーランダーも

カージナルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
カージナルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

バーランダーは2020年にTJ手術を受け2年ぶりに復帰した

 今季のカムバック賞が22日(日本時間23日)に発表され、ア・リーグはアストロズのジャスティン・バーランダー投手、ナ・リーグはカージナルスのアルバート・プホルス内野手が受賞した。

 今季限りでの引退を公言して臨んだプホルスは、42歳にして24本塁打をマーク。2021年はエンゼルスで期待に応えられなかったが、今季は古巣で見事に復活を果たし、メジャー史上4人目の通算700本塁打を達成してユニホームを脱いだ。カージナルスからは史上3人目の受賞となった。

 バーランダーは2019年に34試合の登板で21勝を挙げ最多勝などを獲得し、自身2度目のサイ・ヤング賞を手にしたが、2020年に右肘のトミー・ジョン手術を受けて翌年は全休。今季2年ぶりに復帰すると、18勝4敗、防御率1.75の好成績で3度目のサイ・ヤング賞を受賞した。全休シーズン後では史上初の快挙だった。

 ヒューストンのTV局「KHOU-TV」のスポーツレポーター、ダニエル・ゴテラ氏によると、アストロズ史上初のカムバック賞となった。なおMLB公式サイトは、ア・リーグではマイク・トラウトやマット・カーペンターら、ナ・リーグではニック・マルティネスらも票を獲得したことを伝えた。

(Full-Count編集部)

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