鷹・東浜巨、沖縄尚学&亜大の後輩・嶺井の加入歓迎「純粋に縁だな、と思います」

野球教室に参加したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】
野球教室に参加したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】

故郷・沖縄で「ベースボールキッズ2022」に参加、300人近い子どもたちと交流

 ソフトバンクは23日、沖縄県と山口県で野球教室「ホークスベースボールキッズ2022」を開催した。新型コロナウイルスの影響で2年間、オンラインで行われていたが、3年ぶりに対面式での教室が復活。東浜巨投手は「ホークスのユニホームを着て、沖縄で野球教室ができたと言うのは選手冥利に尽きます。子供たちの笑顔とかを見ていると、逆に僕らが元気になります」と振り返った。

「ベースボールキッズ」には300人近い子どもたちが参加し、東浜のほか、嘉弥真新也投手、又吉克樹投手、育成の勝連大稀内野手の沖縄県出身選手と井上朋也内野手が講師を務めた。生憎の雨模様のため、室内練習場での教室となったが、キャッチボールやバッティング、守備練習などで選手と子どもたちは交流した。

 5選手を代表して報道陣に対応した東浜は「プロ野球選手と触れ合えるというのはなかなかない機会なので、子供たちにとっていい思い出になったらいいなと思ってやりました。原点に戻るというか初心に帰らせてくれる場所でもある。僕らとしてもやり甲斐ありますし、これをきっかけにどんどん野球を好きになってもらいたいな、と思います」と願っていた。

 また、この「ベースボールキッズ」の真っ最中、離れた福岡では、DeNAからFA権を行使して加入が決まった嶺井博希捕手が入団会見を行っていた。東浜にとっては沖縄尚学、亜大でバッテリーを組んできた1学年下の後輩。10年ぶりに再び同じユニホームに袖を通すことになり「純粋に縁だな、と思いますし、高校大学とバッテリーを組んできて、プロ入って10年経って、同じユニホームを着てまた一緒に野球できるっていうのは嬉しく思います。高校当時を知っている沖縄県民のファンの人たちが1番楽しみにしてくれているんじゃないかなと思います」と胸を躍らせていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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