平均球速が最も速かったのは? オリ23歳や、巨人ルーキー右腕…1位は断トツ

巨人・大勢、ロッテ・佐々木朗希、オリックス・本田仁海(左から)【写真:荒川祐史】
巨人・大勢、ロッテ・佐々木朗希、オリックス・本田仁海(左から)【写真:荒川祐史】

2022年の直球平均球速TOP10をリストアップ

 プロ野球も2022年シーズンを終えた。今回はセイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータから、今季の直球の平均球速TOP10を見ていこう。ランキングには中継ぎ投手も含めるため、40イニング以上の投手とした。

 1位となったのはロッテの21歳・佐々木朗希投手。平均球速は158.4キロで、先発投手ながら異常な数値を叩き出している。4月には先発した全4試合で平均球速は159キロ以上をマーク。シーズンが進むにつれてじわじわと下がっていったものの、2位のタイロン・ゲレーロ投手の156.7キロに大差をつけた。

 佐々木朗のほか、先発投手でランクインしたのは154.5キロで4位のソフトバンク・千賀滉大投手と、154.2キロの阪神・藤浪晋太郎投手だった。9位にはセ・リーグ新人王に輝いた巨人・大勢投手が153.1キロでランクイン。ナチュラルにシュートする直球は、投球の約70%を占めた。10位にはオリックス5年目の23歳・本田仁海投手が入った。今季は43試合に登板してブレークした右腕の平均球速は152.7キロだった。

【一覧】佐々木朗希が断トツの数字… 直球の球速ランキング

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