「本当に対戦が嫌やなと…」 オリックス移籍の森友哉が語る絶対エース・山本の凄み

入団会見に臨んだオリックス・森友哉【写真:橋本健吾】
入団会見に臨んだオリックス・森友哉【写真:橋本健吾】

福良GMも安堵「ホッとした。森君の力はずっと必要だと伝えていたので」

 西武からFA権を行使しオリックスに移籍した森友哉捕手が26日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。リーグ連覇、日本一を果たした強力投手陣には山本由伸投手が君臨し、来季はバッテリーを組むことが予想されている。これまで敵として相対していた“絶対的エース”の存在について「極力、打席に立ちたくないと思っていた」と、改めてその凄みを口にした。

 会見では背番号「4」のユニホームに袖を通し「リーグ3連覇に貢献したい。できれば全試合でマスクを被る気持ちでやっていきたい」と、意気込みを口にした森。4年総額18億円(金額は推定)の大型契約を提示し、“強打の捕手”を獲得した福良GMも「ホッとした。森君の力はずっと必要だと伝えていたので」と大きな期待を寄せていた。

 日本一の投手陣をリードする喜びも感じている。同級生の若月、日本ハムから移籍した石川らが正捕手争いのライバルになるが「争いにはなると思うけど、1試合でも多くマスクを被ることに意味がある。できれば全試合、被るくらいの気持ちでやっていきたい」と譲るつもりはない。

 2年連続で“投手4冠”に輝いたエース・山本については「オールスターでは話したことはありますが、コミュニケーションを取らないといけないなと思います。(チームメートになって)めちゃくちゃ心強い」と、“最強バッテリー”の結成を心待ちにしている様子だった。

元・大阪への思い「1年間通して期待に応えたいと思う」

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