イチロー氏「僕の興味で来ました」 都立新宿高を電撃訪問、ノック170本に生徒泥だらけ

走塁を指導するイチロー氏【写真:代表撮影】
走塁を指導するイチロー氏【写真:代表撮影】

都立新宿高の活動に、「野球が好きで情熱を持っている」と興味を持った

 マリナーズのイチロー氏(会長付き特別補佐兼インストラクター)は26、27日に都立新宿高(東東京)を訪れ、野球部の生徒に指導を行った。「僕が興味があって、僕の興味で来ました」と、サプライズ登場。驚く生徒たちに「わけ、わかんないよね? (自分のことを)知っている?」と語りかけた。

 イチロー氏は、2020年12月に智弁和歌山高の指導を行うと、昨年も国学院久我山高、千葉明徳高などを訪れていた。今回の訪問は、都立新宿高の活動に「野球が好きで情熱を持っている」と興味を持ったことがきっかけだった。

 高校野球ではその学校によってチームの形や目標設定はさまざま。必ずしも甲子園優勝を目標としている学校ばかりではない。都立新宿高は、学業も頑張りながら好きな野球を続けているだけでなく、小学生を対象とした野球の普及活動にも熱心に取り組んでいる。

 限られた時間の中で色々なことに取り組んでいる高校生たちと一緒に野球をやってみたいと考え、イチロー氏の意思で訪問することを決定。26日の午後1時ごろ、グラウンドでミーティングをしているところに突然現れた。最初は戸惑い、そのうち笑顔になった生徒たちに「わけ、わかんないよね? (自分のことを)知っている? みんなからリクエストや監督から是非、来て下さい、と言われて来たわけじゃないので。僕が興味があって来ました」と語りかけた。

 さらに「みんなは学業が一番。勉強を頑張っている中、野球が好きな子が来ている。勉強をやりながら野球をやるのは時間も限られている。グラウンドも限られたスペース。そうなると自分たちの野球をやるのが精いっぱい。それなのに、みんなは地域の野球の普及活動を熱心にやっている。僕が興味があって、僕の興味で来ました」と続け、生徒たちの練習に参加した。

 2日間にわたって打撃の実演指導などを行った。本気の指導で、6人に計170球のノックを打ち込むと、生徒たちは何度も飛び込み、ユニホームは土で黒くなっていた。今後も時間の許す限り、野球への情熱を持って頑張っている高校生たちのもとを訪れたいと考えているという。

(Full-Count編集部)

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