中村剛也がまさかのカンニング、5年目23歳がMVP… 抱腹絶倒の「西武ファン感」レポ

カンニングする中村剛也(右)【(C)PLM】
カンニングする中村剛也(右)【(C)PLM】

5選手がコスプレに挑戦、三輪車こぎで奮闘した西川愛也

 2枚目は各クラスの選手がコスプレをして登場。渡部健人内野手は『ドラえもん』のジャイアン、長谷川信哉内野手は『ONE PIECE』のサンジ、古賀悠斗捕手は演歌歌手の大江裕さん、滝澤は『SPY×FAMILY』のアーニャ、佐藤隼輔投手は『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイとしてモデルになった。

 4時間目は歴史の授業「ライオンズレジェンドトーク」。辻発彦前監督が采配を振った6年間を振り返った。トークの後には“同期入団”で現キャプテンの源田壮亮内野手から花束の進呈が。仲良くしていたレオ・ライナからも感謝状が渡された。

 最後は全選手が集まり、5時間目の体育の授業「クラス対抗戦」。1位のS組が100点、最下位のO組が80点と優勝はまだ分からない状況で、まずは風船でできた大きなスプーンでボールを落とさず運ぶ障害物競走「ビッグスプーンレース」が行われ、L組が1着となり、1位に躍り出た。連続で跳んだ回数を競う「大縄跳び」では各クラス懸命に回数を重ね、I組が101回、N組が102回と他のクラスを引き離した。

 次は、乗り物や台車を使いこなしてグランドを1周する「タイヤでGO!!」で、特に盛り上がったのはアンカーの乗り物。早い者勝ちで選ぶのだが、S組の西川はこぎにくい“ハズレ”の三輪車に。一回転しながらもなんとかゴールへたどり着き、モノマネまで披露。最下位となっったが、存在感を見せつけた。

 すべての競技が終了し、222点のN組が2位に21点差をつけて優勝。学級委員長の滝澤は「平沼さんの美術から流れが変わったかなと思います」と勝因を挙げた。さらに、1日を通じて最も盛り上げた選手に贈られる「べるーにゃ MVP賞」は5年目23歳の西川に。ベテランから若手まで、普段は見られない姿を見られるのもファン感の楽しみだ。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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