巨人大物が続々、年俸に満足も保留、驚異の4倍増も 億超え相次いだ2日の契約更改

巨人・中田翔(左)と西武・平良海馬【写真:荒川祐史】
巨人・中田翔(左)と西武・平良海馬【写真:荒川祐史】

巨人・中田翔は2倍増となる年俸3億円で新たに3年契約

 プロ野球の複数球団では2日も契約更改交渉が行われ、大物選手たちが続々とサインした。一方で西武の平良海馬投手は、提示された年俸には満足しながら、起用法をめぐって球団との溝が埋まらずに保留。サインは次回交渉以降に持ち越しとなった。

 平良は7000万円増の年俸1億7000万円の提示には、「金額は納得しています」と納得の様子。ただ、自身は先発転向を強く希望。「(チーム事情で)『やらせられない』と3年間言われてきました。さすがに4年目は、中継ぎではやれない」と素直な思いを打ち明け、サインには応じなかった。山川穂高内野手は1億4000万円増の年俸2億7000万円で更改した。

 巨人では、丸佳浩外野手が現状維持の年俸4億5000万円でサイン。来季は5年契約の最終年となる。今季はチーム唯一の全試合出場で、打率.272、27本塁打65打点をマークした。移籍2年目となった中田翔内野手は、2倍増となる年俸3億円で新たに3年契約を結んだ。

 オリックスの田嶋大樹投手は、3000万円増の年俸1億1000万円で更改。プロ5年目の今季は自己最高の9勝をマークし、大台突破を果たした。日本ハムの松本剛外野手は、6550万円アップで、4倍超となる年俸8600万円でサイン。今季は打率.347で首位打者に輝いた。DeNAの大田泰示外野手は現状維持の5000万円。会見では昨オフの移籍に言及し「ノンテンダーという言葉はクビと一緒」と語った。(金額は全て推定)

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY