巨人助っ人7人が自由契約、中日は“3度戦力外の男”が入閣…2日の組閣&去就

巨人を自由契約になったデラロサ(左)と西武時代の森越祐人氏【写真:荒川祐史】
巨人を自由契約になったデラロサ(左)と西武時代の森越祐人氏【写真:荒川祐史】

NPBが保留者名簿を公示、燕マクガフらが自由契約に

 完全オフの師走に突入しても、プロ野球の各球団では来季に向けた戦力や体制の整備が進んでいる。中日は2日、来季のコーチングスタッフを発表。今季6年ぶりの最下位に終わった立浪和義監督にとっては、来季真価が問われる2年目。課題の打撃にテコ入れする陣容となった。

 1軍打撃コーチには、OBの和田一浩氏が新たに就任。チームには右の大砲候補が多く、通算2050安打&319本塁打のエキスを注入していくことになる。2軍では、2015年まで中日の外野守備走塁コーチだった上田佳範氏が打撃コーチとして復帰した。現役時代に3度の戦力外を経験し、酸いも甘いも噛み分けた森越祐人氏が内野守備走塁コーチとなる。

 楽天では、4人の助っ人に“明暗”くっきり。アラン・ブセニッツ投手とホセ・マルモレホス外野手は退団。一方で宋家豪投手とクリス・ギッテンス内野手は残留が決まった。宋は、チーム2位の54試合に登板。4勝2敗20ホールド、防御率2.61をマーク。1年目のギッテンスは21試合で打率.242、0本塁打8打点にとどまった。

 この日、日本野球機構(NPB)が保留者名簿を公示。巨人では、ルビー・デラロサ投手やマット・シューメーカー投手ら助っ人7選手が自由契約に。ヤクルトのスコット・マクガフ投手も名簿から外れた。

(Full-Count編集部)

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