オリックス比嘉、3600万円でサイン 800万円増に納得も「もうちょっと評価してください」

契約更改交渉に臨んだオリックス・比嘉幹貴【写真:橋本健吾】
契約更改交渉に臨んだオリックス・比嘉幹貴【写真:橋本健吾】

今季30試合に登板し5勝0敗、1セーブ5ホールド、防御率2.53

 オリックス比嘉幹貴投手が5日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、年俸2800万円から800万円増の3600万円で更改した(金額は推定)。

 プロ13年目のベテランは今季30試合に登板し5勝0敗、1セーブ5ホールド、防御率2.53をマーク。日本シリーズでは7試合中5試合に登板し、許したヒットはわずか1本とベテランならではの投球術で日本一に貢献した。

 会見では「日本一になったので良い1年でした」と今シーズンを振り返った。契約更改の席ではポストシーズンでの活躍を含め「もうちょっと評価してくださいと、伝えました。(球団からは)その部分も考慮しているということで…。最初にいった金額よりは少し上がりました」と、“粘り腰”で昇給を勝ち取ったことを明かした。

 来季は40歳を迎えるシーズンになるが「年齢関係なく、毎年勝負だと思っている。しっかり準備して。求められたところでやるだけ」と、意気込みを口にした。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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