鷹・板東湧梧は700万円増の3400万円でサイン 来季は先発1本「数字としては15勝」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・板東湧梧【写真:福谷佑介】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・板東湧梧【写真:福谷佑介】

1月は和田の自主トレに参加し先発としてのイロハを学ぶ

 ソフトバンクの板東湧梧投手が6日、本拠地PayPayドームの球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の2700万円から700万円アップの年俸3400万円(金額は推定)で契約を更改した。交渉を終え「来季は先発1本でいきたい」とローテ入りに意欲を見せた。

 2018年のドラフト4位でJR東日本から入団。4年目の今季は開幕1軍こそ逃したが、シーズン序盤から中継ぎとして1軍で登板した。6月にファームに降格となると、その後は先発へと配置転換となった。8月19日の日本ハム戦で先発初勝利をマークし、9月24日のロッテ戦ではプロ初完封も記録。25試合に登板して3勝3敗3ホールド、防御率3.18だった。

 来年1月は和田毅投手の自主トレに弟子入りし、先発投手としてのイロハを学ぶ予定。来季に向けて「目標は数字としては15勝と言ってる。それを言っているからには覚悟を持ってやらないといけない。開幕ローテに入って1年間、回ることできれば10勝以上15勝が見えてくると思う」と語った。千賀が抜ける来季、先発ローテの穴を埋める候補として名乗りをあげる。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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