オリ宇田川、1700万円で更改 1年間で608%アップ、育成240万円から“大出世”に「嬉しい」

契約更改交渉に臨んだオリックス・宇田川優希【写真:橋本健吾】
契約更改交渉に臨んだオリックス・宇田川優希【写真:橋本健吾】

今季は1軍で19試合に登板し2勝1敗、3ホールド、防御率0.81

 オリックスの宇田川優希投手が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、年俸450万円から1250万円増の1700万円で更改した(金額は推定)。

 2年目の宇田川は今シーズンは育成スタート。年俸240万円から7月に支配下契約を勝ち取り、1軍では150キロ後半の直球とフォークを武器に19試合に登板し2勝1敗、3ホールド、防御率0.81の好成績を残した。ポストシーズンではセットアッパーとして起用されリーグ連覇と日本一に貢献した。

 充実した1年を過ごした宇田川は「3軍から始まってファームで投げ、日本シリーズと日々成長できた」と語った。来季に向けては「他の球種だったり挑戦したい気持ちあるが、今のストレート、フォークだったり今持っているものを磨き上げて、来年投げられるようにしたい」と意気込みを口にした。

 今年1年間のアップ率は608%となった。2022年は育成スタートで年俸は240万円。7月に支配下登録され7月に450万円、そして今オフの契約更改で1700万円とスピード昇給を勝ち取った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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