ダルビッシュのWBC参加をパドレス容認　指揮官も「心配していない。普段通り準備」

プレラーGMも全幅の信頼「判断は彼に任せている」

　パドレスのボブ・メルビン監督が6日（日本時間7日）、ダルビッシュ有投手が来春開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）への出場を表明したことについて、支持する考えを示した。米カリフォルニア州サンディエゴで行われているウインターミーティングで報道陣の取材に対応。AJ・プレラーGMも全幅の信頼を寄せた。

　WBCに出場するとなれば開幕までの調整が例年と変わることになるが、メルビン監督は「心配はしていない。彼は普段通り準備していくことになる。昨年のキャンプでは最初の登板で2～3回を投げていた」と問題なしを強調。今季16勝を挙げた右腕を「毎年ハングリー精神をもって勝負に臨み、役割を果たすために毎回どれだけ準備してきたかを考えると、彼のことはあまり心配していない。彼が国を代表して戦うのは私にとっても誇り」と称えた。

　パドレスの地元ラジオ局「97.3 The Fan」は、AJ・プレラーGMもダルビッシュに言及したことを紹介。「過去にWBCに出場したこともあって、彼はベテランだし、とてつもない投手。ダルビッシュが希望する準備の進め方に、我々は自信を持っている。判断は彼に任せている」とし、球団をあげてダルビッシュのWBC参戦に理解を示した。

（Full-Count編集部）