誹謗中傷の苦悩告白、オリ右腕は“謝罪”…約5倍増の出世も 7日の契約更改

契約更改交渉に臨んだオリックスの山崎颯一郎、阿部翔太、ソフトバンクの泉圭輔(左から)【写真:橋本健吾、福谷佑介】
契約更改交渉に臨んだオリックスの山崎颯一郎、阿部翔太、ソフトバンクの泉圭輔(左から)【写真:橋本健吾、福谷佑介】

ソフトバンク泉は誹謗中傷による苦悩を告白

 プロ野球の各球団では、7日も契約更改が行われた。阪神の近本光司外野手は、2000万円増の年俸1億7000万円で更改した。2年連続でベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、不動の中堅手として1年を戦った。

 オリックスでは、阿部翔太投手が年俸830万円から3170万円増の4000万円でサイン。今季は44試合に登板して1勝0敗3セーブ22ホールド。防御率は0.61をマークし日本一に貢献した。約5倍となる増加に「予想以上でした」と笑顔を見せた。

 また、平野佳寿投手は年俸2億円から2000万円増の2億2000万円プラス出来高で交渉を終え、来季から変動制の2年契約を結んだことも明かした。シーズン後半に中継ぎとして活躍した山崎颯一郎投手は1000万円増の2300万円となった。ファンフェスタでの変装をきっかけに“吹田の主婦”として話題となったが、その大阪府吹田市にはまだ行ったことがなく、今オフは「吹田の主婦、やらせてもらっているので申し訳ない。行ってきます。なんか甘いもの、買い物しに行こうと思います」と“謝罪”した。

 ソフトバンクでは泉圭輔投手が現状維持の2700万円で更改。交渉後の会見では、ロッテに敗れてリーグ優勝を逃した10月2日のシーズン最終戦で逆転弾を浴びたことに対し、誹謗中傷を受けていたと明かした。「あの試合から1週間くらいは家から出るのも怖かった」と苦悩を語り、その中でも温かいエールをくれたファンへ恩返しを誓った。(金額はすべて推定)

(Full-Count編集部)

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