123億円の吉田正尚、何を買えるか計算してみた…豚まん2万7000年分、ポンタも爆買い?

レッドソックスとの合意が報じられた吉田正尚【写真:橋本健吾】
レッドソックスとの合意が報じられた吉田正尚【写真:橋本健吾】

レッドソックスとの契約総額は122億6900万円という巨額

 オリックスの吉田正尚外野手が7日(日本時間8日)、ポスティングシステムを利用してレッドソックスと契約したと米国の複数メディアが報じている。MLB公式サイトは、5年総額9000万ドル(約122億6900万円)の大型契約だと報じている。日常生活では想像もつかないような巨額を、オリックスの回りにあるもので“換算”してみよう。

 食の都・大阪名物の1つに挙げられるのが「豚まん」だ。赤いパッケージで有名な「551の蓬莱」の豚まんは、2個入りで420円。吉田正の契約総額で何個買えるかと言えば、2個入りを「2921万1904個」。つまり「5842万3808個」の豚まんが手に入る。毎食1箱(=2個)、1日3箱ずつ消費したとしても、食べきるには973万7301日、約2万6677年かかる。

 ちょっと天文学的な数字でイメージしづらいが、次の物差しにするのはオリックスの本拠地・京セラドームに持ち込むファンも多い「ポンタ」だ。オリックスが球団オンラインストアで販売していた「V記念Tシャツ付きバファローズ☆ポンタぬいぐるみ」は1個5180円。236万8532個の購入が可能だ。今年11月1日現在の大阪市の人口が275万7817人で、全員に配るわけにはいかないが多くの人にいきわたらせることは可能だ。

 また、オリックスの選手総年俸も軽く上回る金額となっている。選手会が発表している、今季オリックスの日本人選手の年俸総額は23億1410万円。吉田正の契約総額でこのチームを5年4か月ほど維持することが可能だ。

 また、オリックスの本拠地、京セラドーム付近の土地に換算してみよう。最寄りの大正駅前の公示地価が1坪当たり115万4000円。この価格なら10631坪を購入することができる。平方メートルに換算すれば34813.2平米で、これは京セラドームの建物面積33800平米とほぼ同じ。つまり京セラドームの敷地を購入することもできる。

 いきなり想像するのも難しいほどのアメリカン・ドリームをつかんだ吉田正。プレーではどんな衝撃をファンに与えてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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