巨人入りのオコエ「心機一転頑張ります」　現役ドラフトで楽天から移籍発表

楽天で7年間プレー、甲子園の星は名門で復活できるか

　NPBの第1回「現役ドラフト」が9日行われ、楽天のオコエ瑠偉外野手は巨人の指名を受けての移籍が決まった。オコエは2016年にドラフト1位で関東一高から入団し、今季まで7年間プレーした。

　高校時代は強打と華麗な外野守備で甲子園を沸かせたが、プロでは苦しんだ。1軍通算で236試合出場、打率.219、9本塁打。今季は6試合出場にとどまっていた。小学6年生の2009年には「ジャイアンツジュニア」のメンバーとして「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場しており、再び巨人のユニホームを着ることになった。

　新天地の巨人を通じて発表したコメント全文は以下の通り。

「入団以来7年間、ここまで支えてくださった楽天イーグルスの球団関係者の皆さん、そして、いつも温かく応援してくださった楽天イーグルスファンの皆さん、本当にありがとうございました。来年からは読売ジャイアンツで心機一転頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

○オコエ瑠偉（オコエ・ルイ）　1997年7月21日生まれ。東京都出身。小学6年生の時（2009年）にはジャイアンツジュニアのメンバーとして「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場。関東一（東東京）では高校3年時に夏の甲子園で活躍。2015年ドラフト1位で楽天入り。1年目から51試合に出場し、プロ初アーチを放つなど高い能力を発揮。年々出場機会は減り、7年目の今季は6試合の出場。打率は.200、本塁打は0もイースタン・リーグでは48試合出場で打率.327、1本塁打をマークしていた。1軍通算は236試合、打率.219、9本塁打、44打点、20盗塁。

（Full-Count編集部）