大谷翔平の打席では試合が中断!?　WBCオランダ代表率いる元助っ人が絶賛の“影響力”

元ヤクルトのミューレン氏はWBCでオランダ代表監督を務める

　来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で、オランダ代表監督を務めるのがヤクルトやロッテで活躍したヘンスリー・ミューレン氏だ。MLB公式サイトが公開した記事の中で同氏は、日本代表「侍ジャパン」への参加を表明しているエンゼルスの大谷翔平投手について「ショーストッパーになる」と試合が中断するほどの影響をもたらすと“予言”している。

　オランダ領キュラソー出身のミューレン氏は、1994年にロッテ、1995年から2年間はヤクルトでプレーした元助っ人。1995年には打率こそ.244ながら29本塁打したパワーで、チームの日本一に大きく貢献している。現役引退後はメジャー球団で指導者を歴任。2010年からジャイアンツの打撃コーチを務めたほか、2020年にはメッツのベンチコーチ、そして今季は現役時代にもプレーしたヤンキースで打撃コーチ補佐を務めていた。

　オランダ代表としては選手として2000年のシドニー五輪に出場。その後は指導歴も長い。2017年の前回WBCでも監督を務めている。

　大谷について問われたミューレン氏は「彼が参加しているということは、大会にとって喜ばしいことだ。日本のコミュニティは彼の参戦に大喜びしているだろう」と日本に与える好影響を力説。「ショウヘイはいつもと同じように“ショーストッパー”になるだろう」と、試合が中断されるほどの拍手喝さいが上がるのではと口にしている。

　オランダ代表は台湾で行われるプールAで1次ラウンドを戦い、勝ち上がれば東京ドームで行われる準々決勝ラウンドにやってくる。ミューレン氏が率いるチームが、大谷と激突することはあるのだろうか。

（Full-Count編集部）