株式会社斎藤佑樹「黒字です」 収入の増減は? 第2の人生の1年目は「120点」

元日本ハム・斎藤佑樹氏【写真:荒川祐史】
元日本ハム・斎藤佑樹氏【写真:荒川祐史】

「株式会社斎藤佑樹」の設立から1年「挑戦」「試行錯誤」

 元日本ハム投手の斎藤佑樹氏が「株式会社斎藤佑樹」を設立してから10日で一年経った。昨年10月に現役引退し、同社の代表取締役を務める現在は、複数の仕事を並行して行っている。Full-Count編集部のインタビューでは第2の人生で学んだことや苦労、さらには生活の変化、プロ野球選手時代からの収入の増減についても赤裸々に語った。

 第2の人生が本格的にスタートしてから365日。ビジネスに正解はない。斎藤氏にとっては日々が全力だった。

「本当にいろんなことを勉強させていただきました。いろんなことに挑戦した1年でしたね。日々が不安でした。今もそうです。この1年をどうやって過ごしていこうとか試行錯誤しながらやってきましたね」

 取材活動、イベントやCM出演、事業提案など職務は多岐に渡る。うまくいかないことの連続だという。

「うまくいかないことはいっぱいありますよ。日々手探り状態というか。野球は結果という正解があったけど、今の仕事は何が正解なのか分からない。もっといい方があるのではないか。そう自問自答しながら歩んできたので。そんな不安はずっとありましたね」

 プロ野球選手時代は1年1年が勝負だったが、社長業も現役生活と同じ意識だという。

「自分ができることを日々積み重ねていく。それが結果につながると思うんですけど、正解は明確には分からない。とにかく自分のできることを日々こなしていく。その作業の繰り返しです」

1年目が順調だったのは周囲のおかげ、2年目の目標は「野球場を作る」

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